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2007年6月

2007年6月 4日 (月)

フジテレビ訴訟 本人尋問期日のお知らせ

刑事事件の控訴審準備に追われていたため、ブログの更新がなかなかできませんでした。

民事事件で、「無罪判決後の報道」に対する唯一の提訴である「フジテレビ」の名誉毀損と肖像権侵害に関する事件の裁判があります。

本日になってしまいましたが、

平成18年(ワ)第5889号 損害賠償請求事件

東京地方裁判所 民事第6部

6月4日午後14時30分から

月曜日の午後に裁判の傍聴に来ることができる方も少ないとは思いますが、ご連絡まで。

本人尋問があります。無罪判決後の報道に対す、る唯一の提訴です。

以下、対象になっている放送の反訳を記載します。

名誉毀損するのは、各放送でされた、明らかに虚偽であることがらです。私は罪を認めたことはないのに、「罪を認めた」とか、「未熟な医師」とか「回避義務を怠った」とかとか現役の医師で判決当日の午前中に診療を行ったにもかかわらず「元医師」であるといったこと等が繰り返し放送されています。

肖像権侵害は、私が無罪判決から3年以上前に東京拘置所内を歩行しているところを撮影しこれを放送したことです。

この放送が、私の社会的地位を低下させ、名誉を毀損したと思う方、肖像権を侵害したと思う方はご意見をコメントしてください。

 

2005年11月30日放送 「FNNスーパーニュース」

6:01pm

(西山喜久恵アナウンサー)

「4年前に東京女子医大病院で心臓の手術を受けた当時12歳の少女が死亡した医療過誤事件で、東京地裁は今日、当時の担当医に無罪の判決を言い渡しました。

遺族は先ほど会見を行い怒りを露わにしています。」

(以後、右上に『「過失責任は問えない」東京女子医大医師「無罪」心臓手術で少女死亡』の表示)

(平栁明香さんの父)

「最初聞いたときは頭の中が真っ白になった。というのが本当にあの場にいての雰囲気でした。」

(女性の声〔西山アナウンサーとは別の姿の見えないアナウンサーの声〕)

「無念の思いを語る遺族。現職の医師が逮捕され医療界に衝撃をもたらした東京女子医大の医療過誤事件。

(原告が東京拘置所内を歩いている映像と「佐藤一樹被告(42)」の文字)

この事件で業務上過失致死に問われていた佐藤一樹被告に対する判決が今日午後言い渡されました。

6:02pm(裁判官等法廷の映像)

東京地裁が言い渡した判決、それは無罪。その理由として、人工心肺の構造に問題があったことを指摘。事故を予見することが出来たとは認められず、過失責任を問うことはできないというものでした。事故が起きたのは2001年3月。当時12歳だった平栁明香さんが、東京女子医大病院で心臓手術を受け、その3日後に死亡したのです。

(上記の原告が歩いている映像)

佐藤被告はこの手術で人工心肺装置の操作を担当しており、ポンプの回転数を不適切に上げるなどして血液の循環を悪くさせ、脳障害で死亡させたとして起訴されていました。

(原告が他の医師と並んで座っている静止画「当初罪を認め遺族に謝罪し示談が成立」の表示)

佐藤被告は当初は罪を認めて遺族に謝罪し、示談が成立。

(原告のアップの静止画「法廷では一転して過失を否定」の表示)

6:03pm

しかし法廷では、一転して過失を否定してきました。立証の難しい医療過誤で医師が逮捕されることは極めて異例であり、当時、高度な医療を行う特定機能病院に承認されていた東京女子医大は、この事件でその承認を取り消されています。また、この事故では手術後にカルテを改竄したとして証拠隠滅罪に問われた医師には、懲役1年執行猶予3年の有罪判決が言い渡されています。

(原告のアップの静止画)

何故改竄した医師が有罪になり、

(原告が他の医師と並んで座っている静止画)

機器を操作した佐藤被告が無罪となったのでしょうか。」

(西田研司弁護士と電話している様子)

(「様々な危険を回避する義務があるがそれを放置し」の表示)

「いろんなあの危険を回避する義務というのはやっぱりあると思うのですね。

(「おこたって未熟な医師に扱わせた」の表示)

それを放置してまああのそういうことを怠ってですね。未熟な医師にあの二重三重にそういうことが起こらないようにあの予防体制を取りながら本当はやるべきだったでしょうと・・・。」

6:04pm

(女性の声)

「判決の後、明香さんの両親は40分にもおよぶ会見を行いました。」

(平栁明香さんの父)

「非常に医師に対して甘い判決だなあと思って、本当にがっかりしています。」

 

2005年12月1日放送 「めざましテレビ」

5:38am

(女性キャスター)

(原告の写真の下に「医師“無罪”」の表示)

「事故は予期出来なかったとして元医師に無罪を言い渡しました。

(真ん中下の方に「東京女子医大医療過誤事件 元医師に無罪判決」の表示)

東京女子医大病院で2001年心臓手術を受けた当時12歳の平栁明香ちゃんが死亡した事故で、

(原告が東京拘置所内場所を歩行している映像)

業務上過失致死罪に問われた元医師の佐藤一樹被告に対して、東京地方裁判所は無罪を言い渡しました。」

(原告)

(原告の映像の左に「佐藤一樹元医師」の表示)(以後右上に「東京女子医大医療過誤事件 元医師に無罪判決」の表示)

「ほとんど不安なく無罪だと思っていました。」

(平栁明香さん父)

「最初聞いたときは頭の中が真っ白になった。非常に医師に対して甘い判決だなあと思って、」

(女性の声)

「東京地裁は判決の理由として、客観的にみて人工心肺の構造には問題があったと指摘した上で、被告が事故を予見することは出来なかった等としています。」

5:39am

(男性キャスター)

「そうすると構造的には問題のあった人工心肺を何故使わせたのかという問題が残りますよね。」

2005年12月1日放送 「めざましテレビ」

7:08am

(男性の声)

「医療事故の元医師に無罪判決。

(真ん中下の方に「東京女子医大医療過誤事件 元医師に無罪判決」の表示)

東京女子医大病院で2001年心臓手術を受けた当時12歳の平柳明香さんが死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた

(原告が東京拘置所内を歩行している映像)

元医師の佐藤一樹被告に対して東京地方裁判所は無罪を言い渡しました。」

(原告)

(原告の映像の右に「佐藤一樹医師」の表示)(以後右上に「東京女子医大医療過誤事件 元医師に無罪判決」の表示)

「ほとんど不安無く無罪だと思っていました。」

(平栁明香さん父)

「最初聞いたときは頭の中が真っ白になった。非常に医師に対して甘い判決だなあと思って、」

(男性の声)

「東京地裁は、判決の理由として、客観的にみて人工心肺の構造には問題があったと指摘した上で、被告が事故を予見することは出来なかった等としています。」

(男性キャスター)

7:09am

「相変わらず医療事故に対する刑事責任の追及の難しさを物語っています。

(以後右下に「東京女子医大医療過誤事件 元医師に無罪判決」の表示)

人工心肺装置そのものに欠陥があったのではないかという指摘ですけれども、ではそれを使った病院側の責任もないのかということも余地が残されていますよね。」

 

2005年12月1日 「とくダネ!」

8:52am

(男性キャスター)

「この医療ミス問題はインサイドウオッチでもとりあげました。判決が下ったのですが。」

(平栁明香さん父)

「最初聞いたときは頭の中が真っ白になった。」

(男性キャスター)

(右上に「手術で女児死亡 責任誰に 医師無罪」の表示)

「昨日東京地裁でくだされた判決。平栁明香さん当時12歳。明香さんの心臓には生まれつき孔が開いていました。

8:53am

中学入学を目前に控えた明香さんは簡単な手術だから入学前にと手術を受ける決心をしたのです。」

(女性の声)

「死ぬことはないよね。」

(男性キャスター)

「手術するには心臓を一時的に止めなくてはなりません。この日明香さんは人工心肺装置を使用しました。人工心肺装置とは全身から心臓に戻る血液等をポンプで吸い取り、一旦貯めて再び体内に戻すという装置です。しかし、手術中にこの装置にトラブル発生。手術室がパニックになりました。明香さんは手術後一度も意識を取り戻すことなく3日後に死亡。両親は医療過誤があったとして手術を担当した医師ら5人を刑事告訴しました。」

8:54am

(平栁明香さん父)

「家族の怒りっていうのが、簡単にいうと死んでしまったものは、帰ってこないんだと。その悲しみはあるけれども、そのいっそう腹が立つことはそれを隠したり嘘を言い続けようとする人達の方が、もっと腹が立ち、まあ、罰せられていいのではないかと思っております。」

(男性キャスター)

(原告が東京拘置所内を歩行している映像)

「そして、執刀医と人工心肺装置を操作していた医師二人が逮捕。

(一旦女子医大の映像)

さらに東京女子医大は特定機能病院の承認を取り消されるという異例の事態へと発展したのです。

(原告が東京拘置所内を歩行している映像)

裁判の焦点は、手術で人工心肺装置の操作を担当し業務上過失致死罪を問われていた佐藤一樹被告が装置の不具合を予見できたかどうかでした。その判決は。」

8:55am

(別の男性の声)

「被告人は無罪。開発者でもない医師が、装置の危険性について気づかなかったとしても責めるのは酷。」

(男性キャスター)

「判決は、人工心肺装置そのものに事故の危険性があり、佐藤被告の責任は問えないというものでした。」

(原告)

(「佐藤一樹医師(42)」の表示)

「最初から無罪とは思っておりました。」

(男性キャスター)

「一方、明香さんの両親は判決後やりきれない思いを語りました。」

(平栁明香さん母)

「人工心肺の機械は勝手に動いているわけではありませんし、自然に出てきたものではない、作った人がいるし、それを操作していた人間がいるわけで、その人達に何の過失も問えないかという・・・。」

(平栁明香さん父)

「医療裁判というのは難しいでしょうけど、あの、やはり、失ったものが家族側にある以上そのへんを配慮した判決が欲しいと思いますね。」

8:56am

(男性キャスター)

「この医療事故によりまして逮捕された二人の医師の判決は割れました。執刀医。責任をもって手術を行っていました。有罪です。そして、実際に操作ミスをしたのではないかといわれていた人工心肺装置を操作していた医師は無罪でした。何故割れたのか。罪を見ますとはっきりします。実は、執刀医は証拠隠滅罪を問われていました。カルテの改竄をおこなっていたのですね。これ装置がおかしくなって女の子が亡くなってしまった。このことを隠そうとしたことで有罪になっています。一方、佐藤元医師に関しましては、被告に関しましては業務上過失致死罪で今回は無罪。なぜならば、操作ミスという訴えでしたが、判決は装置自体の不具合と考えられて、そのことをあらかじめ佐藤被告は予見できたとは言えないだろう。なぜならば、こちらです。死亡の原因となった人工心肺装置の不具合は当時認識されていなかったので、しかたがないということなのですね。」

8:57am

(男性キャスター 2)

「人工心肺装置が止まったら命にかかわることは誰でもわかるわけですけども、ただ、それが突然不具合を生じても手のほどこしようがなかったとうことなのですよね。今回の例はね。」

(コメンテイター)

「そうですね。結局操作ミスではない。操作ミスであるという検察側の主張は覆されてしまったとうことなんですね。ただ、無罪判決は下ったものの、判決の中で裁判長は、こうした危険な人工心肺装置を使っていた東京医大の管理責任というものは問われることはあると。失礼、女子医大の責任は重いというような内容のことをですね、触れているんですね。言及している。ただ、この点を追及しようにも、検察側が、そこを焦点をあてて裁判を行ったわけではないですし、それから、また、民事の方も、既に、実は、和解が成立しゃっているので、この問題責任の持って行きようがないですね。そこはちょっとやりきれないところです。」

(男性キャスター)

「結局はこの心肺装置の不具合があったら大変な問題じゃないですか。でも当時そのことは認識されていなかったと言われたら、じゃ、どこに怒りをもっていけばいいんですかというのが、遺族の皆さんの気持ちなんですね。」

(男性キャスター 2)

「車だったらリコールというのがあるけでもね。それが亡くなってしまっちゃったわけですからね。」

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