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2008年2月13日 (水)

配信サービスの抗弁」バレンタインデーに全面的撤回

 「エセ・ブラックジャックの正体 シリーズ」は今回はお休み。次回以降にご期待。

 ところで、各方面のブログや、新聞社(毎日、朝日、静岡新聞、北海道新聞等)の社説でも、あれだけ盛りあがっていた「配信サービスの抗弁」ですが、2月14日に行われる控訴審(東京高等裁判所第24民事部)の口頭弁論期日における、控訴人 新聞3社の準備書面では以下のような記述があります。

「控訴人3社は、控訴審における誤解をさけるためにも、原審において主張した、いわゆる『配信サービスの抗弁』の主張を全面的に撤回したことを申し添える。」

 ということで、最高裁判決に逆らうのはもうやめて、新しい話しで、闘おうという方針のようです。

「誤信相当性の抗弁が成立するか否かについて考察すべき『責任主体』は、記事の真実性について責任を負うべき配信記事を執筆した共同通信の記者(場合によってはあわせて共同通信社の編集デスク)であって、それ以外の誰も出もない」とか、

「(クレジットについて)そもそも、不法行為責任を問うべき『責任主体』として同一性があるか否か、記事執筆者に誤信相当性が認められる場合の他に『責任主体』が不法行為責任を免れるか否かは、不法行為に関与した『責任主体』間の行為分担内容や態様、それらの関連性など実質的な関係に注目して判断されるべきことであって、紙面にクレジットの表示があるか否かという表面的形式的な現象により左右されるべきことではない。」といった主張のようですが、あまりパンチ力がない抗弁のような気がするのは、私だけでしょうか。

 改めて、この「配信サービスの抗弁」についてのブログを読み直すと興味深いです。医療界、出版界、法曹界他、通常のブログでも評価が高い論客はそれなりの意見を書いています。

「共同通信の意見に対する反論と最高裁判決」

http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_b9e8.html

勝訴 対 地方新聞社事件判決より

http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7407.html

「新小児科医のつぶやき」Yosyan 先生 2007-12-04 強弁に聞こえます

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20071204

Lohas Medical Blog 川口恭さん 新聞にも勝訴したようです。大変な判決かも

http://lohasmedical.jp/blog/2007/09/post_852.php

へなちょこ内科医の日記(当直日誌兼絶望日誌)へなちょこ内科医先生[電波]配信サービスの抗弁

http://d.hatena.ne.jp/physician/20071212/p1

Kisslegg’s blog 配信サービスの抗弁など図々しい

http://pub.ne.jp/kisslegg/?entry_id=943049

思うに、けだし、判例同旨 しーぷっくさん 裁判官の意図。

http://cbookcbook.blog103.fc2.com/blog-entry-86.html

「今日手にいれたもの」pyonkichi先生 紫色の顔の友達を助けたい先生、名誉毀損勝訴!

http://blog.so-net.ne.jp/kyouteniiretamono/2007-09-19

Saturday afternoon snorita さん ほーどーのじゆー 

[考える。]  

http://blog.so-net.ne.jp/spring-has-come/2007-09-19

伊藤高史のページ 伊藤高史さん 驚きの判決:名誉毀損訴訟で通信社は勝訴、新聞社だけ敗訴

http://takashiito.cocolog-nifty.com/takashiitoh/2007/09/post_82b0.html

「やぶ医者のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずを目指して Dr. I 名誉毀損で医師が勝訴!

http://blog.m3.com/yabuishitubuyaki/20070919/1 

Power to 1 2007 CONSADOLE SAPPORO OFFICIAL BLOG 配信サービスの抗弁

http://www.consadole.net/cudos/monthly/200709

親子で乗り越えよう!中学受験! まげざえもんの日記 通信社配信記事判決 -静岡新聞9/27付社説より-

http://plaza.rakuten.co.jp/gotofutaba/diary/200709280001/

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