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2008年3月 6日 (木)

復刻 フジテレビ訴訟 勝訴本人訴訟第1号

2007年8月27日 勝訴 フジテレビ訴訟 本人訴訟第1号

http://kazu-dai.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_fea3.html

2007年8月27日。刑事事件一審だけで50回、刑事控訴審と民事訴訟、民事控訴審、傍聴、手続き等で、100回近く通った東京地裁。13時前の入り口カウンター付近には、10人以上の学生風の20代前半くらいの人が傍聴する訴訟を書類で検討している。夏休みならではの光景。721号法廷には、17人の傍聴者。内一人は、いつも傍聴にきているフジテレビの社員。相手側弁護士は、6人が名を連ねている事務所だが、代理人席にも、傍聴席にも姿は見えない。

裁判所書記官は、私に対して大変友好的。親切で、気軽の話しかけてくれた。今日も会話するときの顔は真剣だが、視線が柔らかい。(詳細は、控訴審中であるので避けるが、一審の刑事事件の書記官との関係と似ていた。)

裁判官3人が入廷。裁判所の内で、道に迷った私に気軽に案内をしてくれたことがある土肥章大裁判長。部内の4畳程度の狭い部屋で、会食するようなテーブルで行われる弁論準備期日でのフレンドリー、気さくな感じとは雰囲気が違う。テレビドラマに出てきてもよいくらいカッコいい裁判長。「裁判官とはこういう人」だというイメージ通り。一見学者風かもしれないが、「公正な視線」は、堅苦しくなく、形式的でもない。

いつもよりも、低音で響くはっきりとした若々しくも威厳のある落ち着いた声。    「主文 

1.被告は、・・・」この出だしで、勝訴を確信する。

「・・・原告に対し、100万円及びこれに対する平成17122日から支払い済みまで年5分の割合による金員を払え。

2.原告のその余の請求を棄却する。

3.訴訟費用は、これを15分し、その1を被告の負担とし、その余を原告の負担とする。

4.この判決は、1項に限り、仮に執行することができる。」

「詳細は、12階6部で、正本を受け取ってお読みください。」

自然と丁寧に頭が下がった。本人訴訟での勝訴判決第1号。

私の後を追うように、2人の学生風の傍聴者が退廷。私の判決だけを傍聴しに来ていた様子。13時30分からは、集英社と毎日新聞医療問題取材班の各記者を個人で訴えた別訴訟の最初の弁論期日が行われる705号法廷に向かった。

 この集英社と毎日新聞の記者を訴えた弁論期日の後に判決を手に入れる。刑事判決が52ページだったのに対して、この判決も36ページ(40字x26行)。

 判決の理由には、一部不満なところもありますが、ごく一部を抜粋すると、

「・・・本件刑事事件が原告に対し無罪の言渡しをしたとうはいうものの、実際には、原告が、未熟で、その過失があったために、本件事故が生じた可能性があるとの印象を受けることは、否定できないのであって、当時第一審で無罪判決を受けた直後であった原告の人格的価値を損ない、その社会的評価を低下させるものであったというべきである。・・・・原告に対する無罪判決に疑問があることを示唆する内容の情報も多数提供しており、(別項目でこのことには真実性も相当性もないと判示)さらに、その構成も、冒頭部分と最後に本件刑事事件判決に批判的な本件患者の遺族による記者会見でのコメントを挿入し、他方、判決直後になされた原告の記者会見(甲12)でのコメントは用いていないなど、これを全体的に観察すると、原告に対する無罪を言い渡した本件刑事判決に批判的な視点で構成されているというべきであり、・・・・実際には、原告が、未熟で、その過失があったために、本件事故が生じた可能性があるとの印象を与えることは否定できず、原告の社会的評価を低下させるもので、原告の名誉を毀損するものといわざるを得ない。」

 と主たる部分ではしっかりと判示してくださいました。

以下省略

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