東京女子医大 幹部不正事件

2010年8月24日 (火)

本日 東京女子医大"マッチポンプ”事件判決 言渡し

①久々のブログ更新―本丸決戦の終結

2010824日(火)午後1310分 東京地裁 606号法廷で、私が東京女子医大と東間紘元病院長を訴えた所謂、「東京女子医大"マッチポンプ“事件」の判決言い渡しがあります。

②マッチポンプ事件とは

被告東京女子医大が、2002年8月15日、原告が担当した手術で心肺装置の操作を適切に行わず患者に重度の脳障害を生じさせて死に至らしめ、業務上過失致死罪にて逮捕、起訴されたこと等を理由として、原告を諭旨解雇しました。

しかし、原告が業務上過失致死罪を理由として逮捕、起訴された事実は被告女子医大自身が、虚偽の内容を含む内部報告書を作成・公表した結果、捜査機関が捜査を誤って原告の逮捕、起訴に及んだからであって、そのことを根拠として被告女子医大が原告を諭旨解雇することは、いわゆるマッチポンプに他なりません。

③医学会、司法、ジャーナリスト全てに否定され、自らも否定した内部報告書

 しかも、この内部報告書は、2003年には、日本の心臓外科関連3学会が、2005年には、東京地方裁判所が「完全な誤り」であることを明言したにもかかわらず、東京女子医大がその誤りを認めず、患者遺族とともに佐藤が長期間苦しむことになりました。

④白い虚塔、黒い巨象の態度

 さらに、20093月に東京高等裁判所も無罪を言い渡し、同年4月には、無罪が確定し、被告東間紘医師自身が、「内部報告書の結論に根拠はない」「大学に責任があると考えたが、報告書には全く言及しなかったが、当然するべきだった。」「大学の検証が科学的でないといわれればそのとおり」等、実質上非を認めながら一切の謝罪をしていません。これに対し、原告佐藤は、衷心から謝罪するという態度で謝罪文を書けば、和解に応じると通達しましたが、これを拒否。結局判決となりました。

⑤弾劾すべき体質

 東京女子医大が私に対しておこなってきた権力の行使による人権侵害、パワーハラスメント、大学の責任隠蔽のための罪のなすりつけは、謝罪なしには許されるものではありません。一般市民の感覚も、政治家、法律家、医師、ジャーナリストの皆さんの感覚も、私と一致するものと存じ上げます。本日1310分の判決がどうであろうと、皆さんの正義感が、小説「白い巨塔」で描かれた大学病院が幼稚に思えるほどの邪悪な行為をおこなってきた東京女子医大、東間紘元病院長、黒澤博身元心臓血管外科教授を弾劾して下さると期待しております。

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2007年2月 6日 (火)

東京女子医大幹部不正事件と公開質問状             カウントダウン2

東京女子医大と私との間の紛争についてのブログをまとめて見ました。

I. 東京女子医大「内部報告書」と社会保障審議会「議事録」

2006年12月7日(改訂版)-

1.内部報告書一般論 

 病院や企業内で事故があったときに、内部で報告書を作成してもそれが、「病院や企業を守ろうとするために文書にすぎない」ことが多々あるということだと思います。 

2.女子医大内部報告書は私の逮捕前から信用されていない

 2002年2月28日の第3回社会保障審議会「医療分科会」議事録 議題 「東京女子医科大学病院の完全管理の確保状況等について」が私の手元にあります。「鴨下重彦、木村静子、桜井秀也、猿田亨男、全田浩、福島龍郎、水野肇、三宅祥三、山浦晶(以上敬称略)」の委員からなり、女子医大側からも出席者がいて事実関係(真実ではない)を発言しています。内容は調査報告書に依拠しているので、誤っています。この8頁にこのようなやりとりがあります。

前提:

 調査報告者は学内第三者が内部調査が行ったこと、特に心研外の人が行ったと女子医大側から説明されていました。しかしこの場では指摘されていませんが、実は心研循環器内科楠元教授がメンバーでした。楠元教授は主任教授ではありませんが、いわゆる「平教授」だったのです。循環器小児外科を目の敵にしていた笠貫教授が空席になっていた心臓血管外科教授選の利害関係に関連して楠元教授採用されたと予想される。

以下 議事録 8頁からの抜粋

(委員)

「質問というより教えていただきたいのですが、『より詳細な調査を学内第三者が行うことを決定した』とありますが、『学内第三者』というのはどういう意味ですか。私が聞きたいのは、心研にいなければ学内第三者だとう解釈なのかどうかです。」 

(女子医大)

「そのつもりで書きました。」

(委員)

「それを第三者と言いますか。メンバーを見ると、私どもの知っている先生もだいぶいらっしゃいますので、女子医大の中の方だと思うのですがね。こういうのを学内でやっても国民はあまり信用しないとうことを私は言いたいのです。例えば日本医大でもややこしい事件があったときに、学内の先生は全部外して、学外の先生でやったのですが、そういうやい方は女子医大では話が出なかったのかどうかも伺いたいのですが。」

(女子医大)

 「これは訂正させていただきます。かなり緊急を要するという判断であり、6月20日で検討した結果、とにかく虚偽隠ぺいなきように、極めて第三者的な立場でやれということは申しましたが、確かにご指摘のとおり、純粋な意味では第三者ではなかった。それは反省しております。」

 このご意見も当たり前のことだと思います。しかも、「心研にいない」というのも嘘ですから、酷いものです。第三者とは、「女子医大幹部および笠貫教授にとって不都合な人間以外の人という意味が正しい解釈でしょう。

II. 黒澤博身心臓血管外科主任教授との電話(一部)

2006717(改訂版)-

200667日 1755

女子医大内線電話

佐藤(S)○○病院の佐藤ですけれども。

黒澤教授(K)ああ一樹君。おうこんにちは。

S こんにちは。お電話いただきましたので。

K公開質問状こちらに来たので驚いたのだけれども、先生はこれからいろいろやることがあるだろうし、あのー、当面僕は何すればよい?僕の方では、今回の先生の手紙とは関係なく内部調査報告書自体が問題あるっていうのは前からずっといっていたんでね、落ち着いたらみんなでレビューしなければいかんだろうとそういう話はしていたのだけれども。みんなでやったらどうですかということを今、提案しているのだけれど

S私としては、質問にお答えしていただければ結構です。

K大学が答えるということになっているので何らかの答えがあると思うよ。・・・

細かい点なのだけれと、こちらから情報が十分伝わってないことがあるようだけれど、・・・。そっちでは、内の教室員と誰か会う。話するの。だったらその時に聞いてみたら。・・」

等と会話が続きます。

以下、会話の要点

    会議がいろいろあって、内部報告書の撤回を求めた佐藤からの内容証明に対する会議があったかどうかも忘れた。(佐藤が、「一月に東間元院長、尾崎麻酔科主任教授(内部報告書の作成に関与)、黒澤心臓血管外科教授、院内実地検分に立ち会った医師、児玉弁護士(医師とのダブルライセンス)で会議をしたはず」であることを指摘したが、)記憶にないとのこと。

・公開質問状から読み取れる情報の中には、私が誤解していることがあると思う。教室内の情報は正確に把握してから、発言してもらいたいので、それを私に近い医局員に聞いてみたらどうか。

これに対して、複数の医局員に質問したところ、

「術者の医師の留学に反対していたのは、一部の人なので、そのことに関しては医局の多数派の意見とは言えない。他は、誤解というところはないのではないでしょうか。」

「黒澤先生には、あれくらいのことやらないと分からないんですよ。今でもわかってないんだから、もっと強くやってくださいよ。」

他、三教授に関する処分の予測などが、いろいろ言われているとのこと。

中には、厳しい処分にすべきだという意見があるとのことでした。

III. NHKの放送と公開質問に対する回答

     -2006年6月11日(改訂版)

 医療関係者が参加するm3 com.のスレッドで、女子医大に勤務されている医師から貴重なメッセージをいただきました。

「東間院長を中心とした大学上層部の発表を鵜呑みにしていた自分が今となっては恥ずかしく思います。」

 あれだけ、どうどうとテレビや新聞でも話をして、自分達に都合のよいことを言っていれば、内部の医師でも信じてしまうでしょう。東間教授、黒澤教授は伴に、外見は一見温厚そうで、語りも和やらかいので正義感のある人物のように映像からは伝わってきます。その内面については、皆様に判断していただきたいと思います。

 NHKで女子医大の改革が、東間教授、黒澤教授の両教授の旗手によって進行しているというような主旨の番組作りがされ、2003年に放送されましたが、それを書き取りました。

東間院長(当時)

「自分達の技術の進歩、自分達の業績の進歩、そういったことが第一になって患者さんが置き忘れられているということになっているわけですね。それが、今度の事件で明らかになったわけですけれど、私達は、それはやっぱりとことんそうであってはいけない。自分達がやったことをなんかこうちょっと恥ずかしいことがあったらなんか隠そうというのでははく、何でも見て欲しい。そして、おかしいところがあったら指摘してほしい。そして私達は信頼をされる病院となるんですよというように言い切れると思います。」

 東間先生、黒澤先生、そして笠貫先生と女子医大は、

「自分達がやったことをなんかこうちょっと恥ずかしいことがあったらなんか隠そうというのでははく、何でも見て欲しい。」

との言葉に偽りなく、公開質問状に回答していただきたいと思います。

 私は、女子医大、東間先生、黒澤先生、笠貫先生に、

「おかしいところがあったので、指摘しました。」

IV. 東京女子医大からの公開質問状に対する返答(改題)

     -2006年7月7日(改訂版)-

「counterreply_from_twmu.pdf」をダウンロード

6月27日付けで女子医大から返答が来ました。

まったく予想通りでした。以下写しです。

             平成18年6月27日
佐藤一樹殿

学校法人東京女子医科
 平成18年6月2日付で当法人理事長宛に送付された
公開質問状については、同質問状に係る刑事裁判が現在
係属中でありますので、回答は差し控えます。

「公開質問状に係る刑事裁判が現在係属中でありますので、」

とありますが、質問に答えると女子医大にとって刑事責任が追及され悪影響があるとしか理解できません。

「女子医大は、公開質問状に答えると、病院が佐藤に責任をなすり付け、病院の責任を隠し通そうしたことが、裁判で明らかにされていくから、質問に答えない。」というようにこの返答をうけとります。

女子医大の現在までの態度は、内部報告書を作成しそれを受け渡したり公表した以下の人や機関に属する全員に対する侮辱と言えます。

1.亡くなった患者さん

 女子医大の東間元病院長、笠貫教授、黒澤教授は、この内部報告書を手に亡くなった患者さんの墓前にもう一度立つことができるでしょうか。

2.遺族

 遺族は本当の事故の原因を知りたいと思っているはずです。この内部報告書で混乱させられてしまったはずです。

. 厚生労働省

 2001年12月特定機能病院の認定剥奪を回避するためにこの報告書は提出されました。これを取り下げないのであれば、厚生労働省は絶対に再認定することはないでしょう。現病院長は、再度、2007年に特定機能病院申請すると表明されたそうですが、この報告書の取り下げ、関わった、東間元病院長他の委員、笠貫宏現循環器内科主任教授、黒澤博身現心臓血管外科主任教授の処分を行ってから申請してほしいものです。

4.日本心臓血管外科学会、日本胸部外科学会、日本人工臓器学会

 学会は、科学者として、労力を惜しまずにこの事件を真面目に検討し報告書を作成しました。これに対してその調査に非協力的であった女子医大、特に黒澤博身教授はどういう評価を下しているのでしょうか。非協力的であったことは、結果をだされるのを恐れていたからに他ならないのでしょう。

5.メディア各社と国民

 メディアを通し誤った情報を提供された国民も同様です。

6.警察

 警察も途中からこの報告書が誤りであることに気づいていました。詳細は執筆に記載しようと思いますが、警察と女子医大は私と医局員の電子メールを許可なく閲覧し、私と女子医大内の内線電話を検閲していました。(さすがに頭に来た医局員が浅井という司法警察員にくってかかったところ「警察だからねー。」との答え。警察だから不正をやってもよいという意味にしかとれません。

 現段階において、検察が味方に付けようとする機関は全世界中、女子医大のみでしょう。個人的には、フィルターを設置した臨床工学士さんに頼らなければならないのでしょう。検察官は、控訴後に最低でも2回彼を訪れ、

「三学会の報告書の内容は本当か。」旨

質問したそうです。逮捕前の捜査段階では、この技士さんの責任について検討がされていたようです。彼が現場検証でどんな発言をし、どのように追いつめられ、何を話ししたかは警察調書、検察調書や公判で私には分かっています。そのことをとやかくいうことは避けますが、そのような立場の臨床工学士の発言と、東京大学と慶応大学と東京医科歯科大学と埼玉医科大学の各教授の名前で発表された「三学会報告書」を比較する検察官も破れかぶれになっていると思います。

                      カウントダウン 2

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2006年12月 7日 (木)

内部報告書と社会保障審議会

1.事例の御教示 

 病院や企業内で事故があったときに、内部で報告書を作成してもそれが、「病院や企業を守ろうとするために文書にすぎない」ことが多々 あるということだと思います。このブログでも何かよい判例や事例がないか皆さんにお尋ねしたろころ、m3 com.の方に事例を御教示いただきました。 

2.女子医大内部報告書は私の逮捕前から信用されていない

 2002年2月28日の第3回社会保障審議会「医療分科会」議事録 議題 「東京女子医科大学病院の完全管理の確保状況等について」が私の手元にあります。「鴨下重彦、木村静子、桜井秀也、猿田亨男、全田浩、福島龍郎、水野肇、三宅祥三、山浦晶(以上敬称略)」の委員からな り、女子医大側からも出席者がいて事実関係(真実ではない)を発言しています。内容は調査報告書に依拠しているので、誤っています。この8頁にこのようなやりとりがあります。

前提:

 調査報告者は学内第三者が内部調査が行ったこと、特に心研外の人が行ったと女子医大側から説明されていました。しかしこの場では指摘されていませんが、実は心研循環器内科楠元教授がメンバーでした。楠元教授は主任教授ではありませんが、いわゆる「平教授」だったのです。循環器小児外科を目の敵にしていた笠貫教授が空席になっていた心臓血管外科教授選の利害関係に関連して楠元教授採用されたと予想される。

以下 議事録 8頁からの抜粋

(委員)

「より詳細な調査を学内第三者が行うことを決定 した」とありますが、「学内第三者」というのはどういう意味ですか。私が聞きたいのは、心研にいなければ学内第三者だとう解釈なのかどうかです。」

(女子医大)

「そのつもりで書きました。 」

(委員)

「それを第三者と言いますか。メンバーを見ると、私どもの知っている先生もだいぶいらっしゃいますので、女子医大の中の方だと思うのですがね。こういうのを学内でや っても国民はあまり信用しないちうことを私は言いたいのです。」

 このご意見も当たり前のことだと思います。 しかも、「心研にいない」というのも嘘ですから、酷いものです。第三者とは、「女子医大幹部および笠貫教授にとって不都合な人間以外の人という意味が正しい解釈でしょう。

 講談社訴訟の裁判官にはこのような当たり前の感覚がなかったということです。

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2006年8月 1日 (火)

東京女子大幹部不正事件と東京女子医大医療事故事件+α

先週から今週にかけて夏期休暇のため、ブログの書き込みをしておりませんでした。

このブログでは、

1.東京女子医大医療事故事件

2.東京女子医大幹部不正事件 (ある医師の書き込みでネーミングしてもらいました)

3.1.2.に関連した損害賠償請求事件

を扱っています。登場人物も多くそれぞれが、入り組んでいて複雑です。

次回、書き込みは、全体像がある程度把握できるような、時間経過を追ったアウトラインを作成しようと思っています。

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2006年7月19日 (水)

黒澤教授との電話(一部)

以前のブログ2006年7月7日「東京女子医科大学からの返答」に「ブログでは、「失ったものを取り返す」の続きを書こうと思っていましたが、次回は公開質問状の送付直後にあった、私と黒澤教授の電話について書こうと思っています。」と記載してしがたきをしながら、他の書き込みをしてしまいました。期待されていた方には、小児循環器病学会以前に読んでいただいた方が良かったかもしれません。2ちゃんねるの書き込みhttp://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1126530943/l50

で指摘されていたようですので遅ればせながら書かせていただきます。

200667日 1755

女子医大内線電話

佐藤(S)○○病院の佐藤ですけれども。

黒澤教授(K)ああ一樹君。おうこんにちは。

S こんにちは。お電話いただきましたので。

K公開質問状こちらに来たので驚いたのだけれども、先生はこれからいろいろやることがあるだろうし、あのー、当面僕は何すればよい?僕の方では、今回の先生の手紙とは関係なく内部調査報告書自体が問題あるっていうのは前からずっといっていたんでね、落ち着いたらみんなでレビューしなければいかんだろうとそういう話はしていたのだけれども。みんなでやったらどうですかということを今、提案しているのだけれど

S私としては、質問にお答えしていただければ結構です。

K大学が答えるということになっているので何らかの答えがあると思うよ。・・・

細かい点なのだけれと、こちらから情報が十分伝わってないことがあるようだけれど、・・・。そっちでは、内の教室員と誰か会う。話するの。だったらその時に聞いてみたら。・・」

等と会話が続きます。

以下、会話の要点

    会議がいろいろあって、内部報告書の撤回を求めた佐藤からの内容証明に対する会議があったかどうかも忘れた。(佐藤が、「一月に東間元院長、尾崎麻酔科主任教授(内部報告書の作成に関与)、黒澤心臓血管外科教授、院内実地検分に立ち会った医師、児玉弁護士(医師とのダブルライセンス)で会議をしたはず」であることを指摘したが、)記憶にないとのこと。

・公開質問状から読み取れる情報の中には、私が誤解していることがあると思う。教室内の情報は正確に把握してから、発言してもらいたいので、それを私に近い医局員に聞いてみたらどうか。

これに対して、複数の医局員に質問したところ、

「術者の医師の留学に反対していたのは、一部の人なので、そのことはに関しては医局の多数派の意見とは言えない。他は、誤解というところはないのではないでしょうか。」

「黒澤先生には、あれくらいのことやらないと分からないんですよ。今でもわかってないんだから、もっと強くやってくださいよ。」

他、三教授に関する処分の予測などが、いろいろ言われているとのこと。

噂なので、一々記載しませんが、厳しい処分にすべきだという意見があるとのことでした。

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2006年6月11日 (日)

NHKの放送と公開質問に対する回答

 医療関係者が参加する別のブログで、女子医大に勤務されている医師から貴重なメッセージをいただきました。本件事件で、「東間院長を中心とした大学上層部の発表を鵜呑みにしていた自分が今となっては恥ずかしく思います。 」とのことです。

 しかしながら、それは無理もないことかもしれません。あれだけ、どうどうとテレビや新聞でも話をして、自分達に都合のよいことを言っていれば、内部の医師でも信じてしまうでしょう。東間教授、黒澤教授は伴に、外見は一見温厚そうで、語りも和やらかいので正義感のある人物のように映像からは伝わってきます。その内面については、皆様に判断していただきたいと思います。

 NHKで女子医大の改革が、東間教授、黒澤教授の両教授の旗手によって進行しているというような主旨の番組作りがされ、2003年に放送されましたが、それを書き取りました。

東間院長(当時)

「自分達の技術の進歩、自分達の業績の進歩、そういったことが第一になって患者さんが置き忘れられているということになっているわけですね。それが、今度の事件で明らかになったわけですけれど、私達は、それはやっぱりとことんそうであってはいけない。自分達がやったことをなんかこうちょっと恥ずかしいことがあったらなんか隠そうというのでははく、何でも見て欲しい。そして、おかしいところがあったら指摘してほしい。そして私達は信頼をされる病院となるんですよというように言い切れると思います。」

 東間先生、黒澤先生、そして笠貫先生と女子医大は、

「自分達がやったことをなんかこうちょっと恥ずかしいことがあったらなんか隠そうというのでははく、何でも見て欲しい。」

との言葉に偽りなく、公開質問状に回答していただきたいと思います。

 私は、女子医大、東間先生、黒澤先生、笠貫先生に、

「おかしいところがあったので、指摘しました。」

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